米上院でこのほど、中国の「発展途上国」の地位のはく奪を求める法案を96対0の全会一致で可決しました。このニュースを聞いた中共側はカンカンに怒っていますが、今回可決されたのは気候変動に悪影響を与える代替フロンの排出量を規制することを目的とした「キガリ改正(Kigali Amendment)」と呼ばれる法案です。なぜそんな気候変動対策法案が中国の「発展途上国」の地位のはく奪と関係があるのでしょうか?今日はこの世界中の左派政府が異常なほどにまでこだわっている議題と中国との関係といったことについてお話ししたいと思います。
世界貿易機関(WTO)は途上国に関税など多くの「特別かつ異なる待遇」を与えています。中国経済をけん引してきたのは投資、消費、そして輸出の3つでした。しかし、今の中国は不況で、投資と消費の2つは見るも無残なもので、唯一残っているのは「輸出」だけです。貿易優遇がなくなれば、輸出まで大きな影響を受けます。実は、この情勢というのは、米中間の政治的な駆け引きが絡んでいます。ペロシ米議長の台湾訪問後、中共側は8つの対抗措置を実施しましたが、そのうちの1つが米中気候変動協議の停止です。
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