インドネシア:ハエに鳥インフルエンザウイルスを発見

【大紀元日本9月26日】インドネシアで爆発的に発生した鳥インフルエンザに警戒して、隣国のマレーシアはすでに特別グループを作り、インドネシアの鳥類とその関連の製品をマレーシアへ密輸しないような予防処置を取っている。その他に、インドネシア政府はペットと動物への監視とコントロールを展開したところ、ハエの体に鳥ウイルスが付着しているのが発見された。中央社が23日に報道した。

マレーシアの鳥インフルエンザを予防する特別グループは、農業、衛生、税関、移民局、警官と軍隊から構成され、各検問所の警戒を高めている。旅客の荷物の中に、インドネシアの禁じられている鳥類がいるかどうかを厳しく調べ、さらに動物園の動物に対して厳しく監視している。

インドネシア政府は鳥インフルエンザが流行疫病にならないため、猫や犬などのペットに対して検査、監視し、H5N1ウイルスが付いているかどうかを注意している。

インドネシア現地のマスコミの報道によると、ジョクジャカルタのジャマダ大学の研究により、ハエには鳥ウイルスが付いていると発見。そのため各界が必ず環境衛生に注意しなければならなくなり、ウイルスが拡大しないように呼びかけた。

22日にインドネシアの首都ジャカルタでは、患者4人がすでに鳥ウイルスに感染し、入院し治療を受けていると疑っている。ジャカルタに現在治療を受けている病例は13例まで達している。

2億2千万の人口を上回るインドネシアは、もっと多くの人が致命的なH5N1型鳥インフルエンザのウイルスを感染すると世界保健機関が予測している。世界保健機構のジャカルタに駐在するピーターセン代表は、鳥ウイルスは人口の密集しているジャワ島でいったん広がると、より多くの人々に感染し、インドネシアの病例は遥かにベトナムとタイを上回ると発表した。

関連記事
[ジャカルタ 18日 ロイター] - インドネシア議会は首都をジャカルタからボルネオ島のカリマンタンに移転する法案を可決した。スハルソ国家開発企画庁長官が18日明らかにした。 議会で「新首都は中心的な機能を持ち、国家のアイデンティティーの象徴であると同時に、新たな経済活動の中心になる」と述べた。 スハルソ氏は17日、新首都の名前は「ヌサンタラ」になると発表した。ジョコ大統領が選んだもので、「群島」
インドネシア最大の女性団体の1つであるDharma Wanita Persatuan(DWP)は、22年間にわたりケムハンと呼ばれる国防省に関連する支部を維持してきた。
[ジャカルタ 9日 ロイター] - インドネシア政府は9日、石炭輸出停止措置について石炭および関連業界との会合を再び開いた。業界関係者によると、政府側は国内発電所への石炭輸送上の問題を取り上げ、禁輸解除の決定には至らなかった。 インドネシアは、国営発電所の石炭在庫が危険な水準まで減少したとして、今月1日から石炭の輸出を停止。石炭相場は上昇した。 石炭業界団体の幹部によると、9日の会合では発電所に
[ジャカルタ 7日 ロイター] - インドネシアのルフット海事・投資担当調整相は、石炭の輸出禁止の原因となった電力の非常事態は終了したが、この分野の政策について7日も協議を続け、同日中に結論を出すと述べた。 CNBCインドネシアが伝えた。 インドネシアは、国営発電所の石炭在庫が危険な水準まで減少したとして、今月1日から石炭の輸出を停止している。
インドネシアのエネルギー・鉱物資源省は1日、国内発電所の石炭供給不足により、1日から31日までの1カ月間に石炭の輸出を禁止することを発表した。インドネシアの石炭輸出に依存している中国に対する影響が懸念されている。