インドネシア:鳥インフルエンザに感染の疑い、50人以上

 【大紀元日本10月1日】インドネシア厚生省の関係者は、同国で50人以上が鳥インフルエンザウイルスに感染した可能性が高く、すでに最低でも5人は致命的なH5N1型ウイルスで死亡したことを明らかにした。2003年以来、アジア地域で鳥インフルエンザのH5N1型ウイルスによる死者はすでに60人を超えているという。米国VOAが伝えた。

 WHO(世界保健機関)のある幹部は、家禽類間で伝播するこの種のウイルスは、人間に伝染するウイルスに変種すれば、世界範囲の感染が起こる可能性があると警鐘を鳴らした。

 また、中国衛生部は今週、感染情況に応じて四つのランクからなる警戒通知システムを始動させる方針を決めた。当局の発表によると、新しいウイルスの蔓延が確認されれば、緊急度の最も高い1級の警報を作動させるという。

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