フィリピン:反乱将校脱走、全国警戒態勢

【大紀元日本1月21日】2003年フィリピンで起きた兵士がホテルを占拠した事件に関与した4人の将校が、18日に拘置された所から脱走した。さらに、外部より国軍の異動とみられる不確定情報に加え、フィリピンのアロヨ大統領が就任5周年になる2日前にして、全国の軍隊および警察隊は警戒態勢を取り、フィリピンの安全情勢の緊張が高まっている。

同逃走事件に関連して、昨年12月14日に、同軍事クーデターに関与した一人の将校は軍事裁判を受ける際に、脱走した事件はまだ記憶が新しい。

軍当局は、外地駐屯部隊が無断に兵士の異動をしていると疑い、警戒を強化し、陸軍総司令官は、全国各軍区の指揮官に対して、共産党ゲリラおよびイスラム過激派と戦闘中の部隊を含み、それぞれの部隊の状況を把握するよう指示した。

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