中国民主化促進ハンスト・リレー、 上海と北京からの声援が高まる

【大紀元日本2月19日】中国人権弁護士・高智晟氏など数人が今月初めに発起したハンスト・リレー抗議活動は、中国国内で強い反響を呼び起こした。上海では8日、約170人の直訴者と人権活動家らが連合で署名し、この活動を支持すると発表した。北京に宿泊している全国各地から集まってきた直訴者らも行動を起して支援すると発表し、更なる直訴者の参加を呼びかけた。

上海在住の直訴者・許永道さんによると、息子は、北京で趙紫陽・元総書記を追悼しただけで、3年間の禁固刑に科せられた。家族との面会は禁じられ、冤罪を直訴する家族も脅迫・監視の下に置かれている。また、8年前に自宅は強制的に取り壊され、現在の住まいも強制転居を命じられているという。許永道さんの自宅前には、常に4人の見張りがおり、自宅から出ることは禁じられている。

許永道さんは「中国の裁判所は法律に基づいて案件を審理するのではなく、権力を基準に全てを裁いている。高弁護士のような人権弁護士が弱者層の代弁者をかってでる行動に非常に敬服しており、心から支持するつもりだ」と語り、活動を声援する署名に参加したことを明かした。彼の家族や友人も理解を示し、同じく支持しているという。

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