大型台風第1号「真珠」、広東省直撃、32万人避難
【大紀元日本5月18日】本年第1号の台風「真珠」が広東省を直撃した。過去に比べて、台風の発生時期が非常に早いことが特徴であり、その上、勢力が強く、進行ルートも奇怪なたどり方である。台風「真珠」は南海に突入してから、いきなり直角に方向を変え、香港を通り越し広東省へ直進した。気象専門家は、「台風が急転回することは稀であり、予報は極めて困難である」と語った。
また、今回の台風は勢力が強く、影響範囲が広いことも特徴であるとみられる。中国のメディアによると、中心最大風速は時速20から25メートルで北東へ移動しており、広東省恵東から福建省アモイあたりを上陸する見込み。
「真珠」は、風の勢いが猛烈であることから、強風の範囲は広いと予測される。また、直接上陸することで、広東省沿岸地区ではすでに警報を発令し、住民32万人を避難させたという。一方、福建省も30数万人が緊急避難をしたという。
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