世界最大規模のテロ組織「拠点」とは
【大紀元日本7月23日】米政府はこのほど、情報機関の秘密報告書の一部内容を公開し、テロ組織アルカイダがイラクで武装勢力を増強し、核兵器や生物兵器などの大量破壊兵器の入手を試みており、米本土に対して再びテロ攻撃を行う可能性があるとの懸念を示した。人々は「9・11事件」、あるいはこのほど英国で発生した連続テロ事件を通じて、アルカイダをはじめとするイスラム過激派によるテロ組織とその動きに注目してきた、しかし一方、多くの人々は、中国共産党政権がアルカイダなどのテロ組織との間に深い繋がりがあると思ってもいないだろう。
周知のように、中国共産党(中共)政権は現在にわたって独裁国家-北朝鮮金正日政権を擁護し、北朝鮮に対して食品やエネルギーなどを供給し、同時に、北朝鮮やイラン、パキスタンに核兵器の開発を協力してきた。また、イラン、パキスタン、北朝鮮、リビアにミサイル技術の促進に協力し、さらに、イランとパキスタンに生物化学兵器などの技術開発をも協力した。そして、中共政権は、リビア、スーダン、ミャンマー、ネパールなど、人権問題で国際社会に非難されている国々との間に武器売買を行い、スーダンには軍用ヘリコプター、軍用車を、ミャンマーには定期的に戦車や大砲などを輸送する。国連常任理事会においては自分が擁護するこれらの国をかばうために、常に国際社会の、たとえばイランへの制裁やスーダンへの軍事行動を阻止してきた。中共政権は「9・11事件」の元凶であるテロ組織アルカイダをも擁護しおり、オサマ・ビン・ラディンの麻薬売買で得た巨額なテロ資金をマネーロンダリングした。しかも、アルカイダは中共政権が製造するミサイルまで所有している。
中共は1970年代からすでに米国国家核兵器実験室から、W-88、W-87、W-78、W-76、 W-70、W-62、W-56の7種の核ミサイル弾頭などを含む核兵器にかかわる極密情報を盗み出した。現在米国が保有するほとんどの弾道ミサイルにはこの7種の核弾頭が配置されている。また、7種の核弾頭のうちに、W-88核弾頭が最も精密な核兵器とされ、 トライデント(Trident)核ミサイル潜水艦に搭載されている。