【大紀元日本11月16日】文化庁は日本文化の底力を発掘・発信する、新しい時代のプロジェクトを関西圏で推進しています。その名も『関西元気文化圏推進協議会』。特別顧問に文化庁がおさまり、代表委員メンバーに(社)関西経済連合会、近畿商工会議所連合会、近畿ブロック知事会、関西広域機構などが名を連ねています。関西2府7県(京都府・大阪府・滋賀県・奈良県・兵庫県・和歌山県・福井県・三重県・徳島県)の自治体と経済界、関連事業者、報道機関の代表者が協力して関西文化の元気魂を横断的に結集し、世界に向けて活性化するために活躍しています。
この協議会は2003年5月に、「関西元気文化圏発起人の会」が発足してスタートが切られました。提唱者は前文化庁長官・河合準雄さんでした。発起人代表・河合長官のストレートなメッセージ・・・「文化で日本を元気にしよう。そのために、まず関西から始めましょう。皆さんの元気を、底力を、日本全国、さらに世界に向けて発進していくのです」の旗の下、元気印を現場のカタチにしていく発想が連打されています。
その一つが「関西文化の日」イベントです。関西広域連携協議会との共催で2003年11月から毎年開催されている、恒例の「関西文化の日」が今年も好評です。このイベント事業に参加した関西2府7県の国公立、私立の美術館・博物館などの文化施設、トータル327施設の入場料(原則として常設展)が無料になります。開催は11月の丸一ヶ月間ですが、施設ごとに日程は異なっています。
今年は特に11月17日(土)と18日(日)の両日に多くの施設が集中して、このイベントに合わせて参加します。「関西文化の日」は入場料を無料にすることによって、政治や経済圏を越境して伝播する文化力で庶民の元気をリフレッシュするのです。大いに! 寄ってらっしゃい、見てらっしゃいの掛け声が喧(かまびす)しい11月の関西です。
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