三鹿有害粉ミルク事件:責任問われた政府関係者、実質昇進
【大紀元日本4月19日】昨年9月に中国で発覚した有毒物質メラミン混入の三鹿有害粉ミルク事件で、責任を問われた一部の政府関係者は現職を退き、別の職場へ人事異動された。しかし、この人事異動は処分を受けたものではなく、実質上昇進であることがこのほど明らかになった。これについて、中国国内では、多くの民衆が反発した。
中国国内で30万人に上る乳幼児が有害粉ミルクで腎臓結石に罹り、6人が死亡した事件で、三鹿が北京五輪のために事件を隠ぺいしたこと、さらに、三鹿グループの後ろ盾になっていた石家荘と河北省政府関係者には中国当局の責任追及はなかった。
これに対して、責任追及と賠償問題の解決を求める被害者家族らは、関係者への訴訟を起こし、今年1月1日に被害者家族の訴えに対し、裁判所はようやく審理を行った。しかし、被告人には、重罪にもかかわらず軽い刑罰を言い渡した一方、原告人である被害者家族を拘束し、賠償要求訴訟や記者会見を開いたことで、大興県強制労働収容所に連行した。当時、記者会見に参加した外国と中国メディア関係者も多く、人権弁護士の呼びかけで、2日夜、被害者家族は全員釈放された。
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