【漢方の世界】心臓病―丁亥の年は、心臓病が多い?

【大紀元日本6月8日】2007年は60年に一度訪れるという丁亥の年。丁亥は訓読みで「ひのとい」、音読みで「ていがい」。時折耳にするこの丁亥という言葉は、一体何だろうか?

これは、干支(かんし、えと)の一つ。干支とは、十干(じっかん)と十二支を組み合わせたもので、60年で一回りする。その内、十干の丁と十二支の亥(い、がい)が合わさったのが丁亥。漢方では、この丁が「心火」、亥が「腎水」を表す。

丁亥の年は、一体何を意味するのだろうか。「心火」が上に、「腎水」が下にある状態で、これを「火水未済(かすいみさい)」と呼ぶ。火は上に上り、水は下に流れるもの。したがって、縁起が悪く、「心臓病に要注意」といわれる。

そこで心臓病の方は、この丁亥の年は特に注意してほしい。万が一発作が起こった時は、「内関穴(ないかんけつ)」というツボを林先生は薦めている。これは、心包経(しんぽうけい)に属し、手首の横紋から3横指分上がった真ん中のところにある。発作の際は、これを力いっぱい一分間押してから、五分ほど軽く揉むとよい。

これはあくまで急場しのぎに過ぎないので、きちんと受診することをお忘れなく。

※詳しくは新唐人テレビ局の『漢方の世界』をご覧下さい。

 (編集・河合)