河南省の市副書記、海外亡命 増え続ける中国の「裸官僚」

【大紀元日本9月5日】総人口 542万人の河南省安陽市では最近、失踪した市の副書記・李衛民の行方が市民の間で話題となっている。ネット上で広まる噂を受け、同市の中共宣伝部は先週、地元のニュースサイトを通して、汚職の疑いがある李はすでに党籍を除籍されたが、海外に逃亡したと公表した。

ネットの情報によると、李は3カ月前から突然行方不明となっていたが、市当局は病気治療のために外出したと説明していた。一方、市民の間では、李は亡命したという情報が伝えられていた。亡命先についてはカナダやシンガポール、また三峡ダムプロジェクトの汚職事件に関わっているなど、さまざまな噂がネット上で流れており、注目の的となっている。

それを受け、8月27日付け安陽市の地元ニュースサイトは、李が汚職の疑いで亡命したと伝えている。翌28日、安陽市中共宣伝部はメディアに対し、この事実を認めた。

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