世界最大のモンゴル炭鉱、中ロ米が共同開発 利益関係に配慮か

【大紀元日本7月6日】世界最大のコークス石炭埋蔵量を誇るモンゴルのタバン・トルゴイ炭鉱の開発権をめぐって、モンゴル政府は5日、米石炭大手ピーボディ・エナジー、中国の神華能源と三井物産の合弁、ロシア主導の企業連合の3陣営を共同開発企業に仮決定したと発表。

炭鉱開発権を利用して、モンゴル政府が中ロ両国との外交関係のバランスを取ろうとしていることが、専門家らに指摘されている。

同炭鉱のコークス石炭の貯蔵量は約64億トンと世界最大規模。その総価値は3千億ドルに及び、モンゴルの年間国内総生産(GDP)である60億ドルをはるかに超えている。世界最大の未開発の優良炭鉱とされている同炭鉱を開発することは、同国の経済発展にとって極めて重要である。

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