【神韻公演】和服ファッションコーディネーター「衣装の布づかい、配色がすばらしい」

【大紀元日本2月23日】2月21日の神韻西宮公演。この日、1回限りの夜公演が終了した。

公演終了後の会場ロビーには、神韻のステージを目の当たりにして興奮と感動が冷めやらぬ表情の人々が、まだ多く残っている。その中に一人、誰かを一心に探しているような眼差しの女性がいた。

記者が声をかけてみると、この神韻公演を自分に紹介してくれた人にどうしても一言お礼が言いたくて、先ほどから探しているという。女性の手には、そのときに手渡された名刺が握りしめられていた。

記者が名刺の名前の人を会場スタッフ問い合わせ、その間に、女性に感想を伺うことにした。女性は、和服ファッションコーディネーターの西川啓子さんだった。西川さんは、初めて神韻を鑑賞した感想を次のように語った。

「本当に感激しました。どの演目もすばらしかったですが、最初の太鼓の演目が特に印象に残っています。二胡の演奏など、中国伝統楽器の音楽もすてきでしたね。衣装の配色なども、とてもきれいでした。神韻公演がこんなにすばしいことを、家族や友人など私の周囲に伝えて、来年は必ず連れてきます」

和服を扱う専門職である西川さんの目から見ても、神韻公演でダンサーが身にまとう衣装は、布づかいや配色がすばらしいという。神韻を見て、「とても勉強になりました」と西川さんは語る。

しばらくして、西川さんに神韻公演を紹介した公演スタッフが現れた。

「こんなすばらしい公演を紹介してくれて、ありがとう」

「来てくださって、本当にありがとうございます」

互いに手をとり、互いに何度もお礼を言い合う二人。このような光景は、一つだけでなく、神韻公演の処々に見られた。

 (牧)