神韻

演劇学部教授 神韻は「踊り、音楽、衣装…すべてパーフェクト」

南イリノイ大学の名誉教授であり、エドワーズビル市都市バンドのオーボエ奏者でもあるピーター・バカルスキー氏は、2月12日夜、米セントルイス市ピーボディーオペラハウスで行われた神韻公演を鑑賞し、「神韻への感心と尊敬の念で胸がいっぱいだ」とコメントした。

ピーター氏は米イリノイ州南イリノイ大学演劇専攻の元教授として、舞踊の豊富な知識をもつ。舞台上のダンサーが完璧に合わせることの難しさを知りつくしている。そんなピーター氏は神韻について「完璧な舞台。演目も踊りも音楽も衣裳も、どの側面から見ても、全てパーフェクトで、強烈なインパクトをあたえる」と非常に高く評価した。

演目の中には、ダンサーの長い袖を活かした速いテンポの舞踊がある。「この様な動作は難易度が非常に高く、高度な技術を要する。しかし、神韻の全てのダンサーは非常に軽やかに、美しく、いとも簡単に踊って見せた」とピーター氏は話す。

「また、神韻は集団舞踊というより難度の高い舞踊をメインとしている。複数のダンサーが完璧に動きを合わせるのは非常に難しいことだ。その上、振り付け技術も非常に高い。舞踊は3人一組から4人、5人一組と絶えず形を変え、動きは非常に高度だ」とピーター氏は神韻ダンサーの技術の高さを評価していた。

神韻の演目もかなり豊富で、異なる時代・民族の全く違うタイプの舞踊以外に、古代の物語から現代のもの、ロマンチックなもの、正邪の戦いを表現したものなど様々な物語もある。なかでもピーター氏が最も衝撃を感じた演目が「水上仙娥」だ。「この舞踊はあまりに美しすぎて、いかなる言葉でも表現することはできない」と、興奮気味に語った。

ピーター氏は神韻ダンサーの衣装についても絶賛した。「多くのダンサーの衣装に真珠や宝石類が付いていて、踊るたびに色鮮やかな衣裳とともにキラキラと光り輝く。目を見張る動的な視覚効果となり、何とも美しかった」

そして、一つ一つの演目に衣装が違うことに驚き、演目ごとに時代が変わり、色彩が変わり、雰囲気が変わり、時間があっという間に過ぎていったと話した。

オーボエ奏者の立場から神韻オーケストラを聴いたピーター氏は、「神韻の演奏家たちは非常にプロフェッショナルであり、彼らが奏でる西洋と東洋の音色を融合したメロディは非常に美しい」と絶賛。中でも彼は、優美で上品な二胡の独奏に魅了されたという。

ピーター氏は劇中の歌の歌詞も「考えさせられる」と高く評価した。