中国・北京にある天安門。イメージ写真。(Getty Images)
大気汚染

北京 マスクも効果なし PM2.5に代わる有害物質「オゾン」

北京市環境保護局によると、最近、PM2.5など粒子状汚染物質を含むスモッグ霧が減少しているが、目には見えない有害物質「オゾン」が広がりを見せており、PM2.5に代わって北京を始めとする中国の大都市の主な大気汚染物質となっている。

北京市環境保護監督センターの測定結果によると、21日午後2時にオゾンの濃度は242マイクログラムで汚染とみなされるレベルに達した。

 オゾン汚染が深刻なのは7月から9月

▶ 続きを読む
関連記事
米下院は6月12日、政府効率化省(DOGE)の提言を一部法制化し、公共放送や海外援助などを対象とする94億ドル規模の予算削減法案を可決した。法案は共和党のスカリス議員が提出し、国際開発援助の縮小を盛り込む。上院では過半数での可決が可能とされる。
[上海 22日 ロイター] - 2021年に世界保健機関(WHO)の大気質基準を満たした国はゼロだった。6475都市を対象とした調査の結果が22日公表された。 WHOは昨年大気中の微小粒子状物質「PM2.5」の許容濃度を変更し、1立方メートル当たり5マイクログラムとするよう指針を強化した。 ただ大気汚染の実態を監視するスイス企業IQAirによると、調査対象の都市のうちこの基準を満たしていたのは全体
「白血病」という病気があります。 半世紀前であれば、この病名には、当時の医療で完治がかなう希望的な響きはなく、むしろ「不治の病」として、小説や映画における主人公の「残された人生の時間」が描かれる題材にもされていました
イタリアでの新しい研究では、毎日の汚染物質濃度と院外心停止(OHCA)の発生率との間に密接な関係があることが判明しました。一酸化炭素、二酸化硫黄、ベンゼンなど汚染物質への短期暴露がOHCAのリスクを高める可能性があることを示しています。
米国のハーバード大学とボストン大学の最新共同研究は21日、中国当局が提示した大気汚染データと中国の米国大使館が観測したデータとの間に「統計上の大きな差がある」と指摘した。