乳がん治療の名医が語る 身体に良いコーヒーの飲み方

乳がん治療の名医で知られる台湾の張金堅教授は、ユニークで健康的なコーヒーの飲み方を推奨する。

彼の飲み方は「3杯法」と呼ばれ、1杯のブラックコーヒーにつき1杯の水と1杯の牛乳を飲むというもの。

コーヒーには利尿作用があり、水分が不必要に体から出てしまうことがある。また、カフェインの作用でカルシウムが身体から排出されてしまうこともあるため、コーヒーの後には水を一杯、さらに少し時間をおいて牛乳を1杯飲み、カルシウムを補給するのだ。

コーヒーには動脈硬化の大きな原因とされる悪玉コレステロールの減少、脳卒中のリスクを10~20%低下させ、さらに肝硬変や大腸がん認知症予防など多くのメリットがあると言われている。しかし、やはり飲み過ぎは禁物。張教授は1日3杯までにすることを強調する。

また、濃いコーヒーに砂糖やクリームを多めに入れると、余分なカロリーと脂肪分を取ってしまうと指摘する。コーヒー豆を選ぶ時は、味が濃い深煎りの豆を避け、薄目の浅煎りか中煎りの豆を選んだ方が良いと話している。

(翻訳編集・張哲)

関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。