旧正月30億人の大移動開始 オートバイでの帰省が目立つ=中国
中国政府はこのほど、今月末の旧正月(1月28日)からの大型連休の間に、帰省や旅行のために交通機関などを利用する人口が約30億人に達すると発表した。一方、交通費を節約するため、オートバイを使って帰省する出稼ぎ農民工が増えている。
中国発展改革委員会の趙辰昕報道官が12日に行った記者会見で、「帰省ラッシュ期間中、全国交通機関利用者は昨年と比べて、2.2%増加の29億7800万人に達する」「鉄道利用者が最も多く、25億2000万人になる」と述べ、また農民工や旅行客などによる帰省ラッシュの期間は今月13日から2月21日までの40日間だとの見解を示した。
帰省ラッシュ初日の13日、北京、上海、広州などの各鉄道主要駅では、すでに帰省客で溢れていた。鉄道チケットの需要が高いため、北京駅ではすでに正規価格より100元(約1700円)高い値段で転売する「黄牛(ダフ屋)」が現れた。
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