オーストラリアのメルボルンで、現地の少年が海に浸かっていたところ、無数の海洋生物に足を噛まれて負傷した。写真は現地で夏季、ブライトン・ビーチで遊ぶ若者たち。参考写真(Scott Barbour/Getty Images)

メルボルンのビーチで人食いダニ?  足もと血だらけに

オーストラリアの海辺で、16歳の少年が無数の小さな海洋生物に噛まれ、足首あたりが血まみれになるという珍しい事件が起きた。少年は入院して手当てを受け、9日には退院した。

   現地紙「ヘラルド・サン」によると、同国の観光名所のひとつであるメルボルンのブライトンビーチで5日夕方、地元の16歳の少年が、サッカーの練習のあと、涼を取ろうとして海に30分ほどつかっていたところ、足首あたりに針にさされた跡のような無数の傷を負った。少年はすぐさま病院で手当てを受けた。

母親によると「こんな傷は医師も見たことがないと驚いていた」という。少年は海の中にいる間、チクチクと足は痛むことに気づいていたが、海の水の冷たさによるものだと思っていた。出血はなかなか止まらず、入院から3日目、ようやく完全に止血した。

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