上海の超高層ビル、入居率3割のゴーストタウンに(JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)

中国12月製造業PMIは50割れ 1年7カ月ぶりの低水準

中国経済の不透明感が強まっている。財新/マークイットが2日発表した、12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.7と境目の50を割り込み、昨年5月以来1年7カ月ぶりの低水準となった。

中国当局が昨年12月31日に発表した12月製造業PMI指数は49.4と財新/マークイットよりも低かった。

財新/マークイットが発表する中国製造業PMIは中小企業を重点に置くのに対して、中国当局の製造業PMIは大企業や輸出を主要対象にしている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の蓄電池産業で供給過剰への懸念が強まっている。2026年上半期の新規導入は前年同期比18%減。当局は増産計画の点検に乗り出し、価格競争や業界再編、海外輸出の拡大に伴う貿易摩擦も焦点となっている
中国の8月CPIは前年同月比0.8%、PPIは3.8%上昇した。背景には原油や非鉄金属の価格上昇があり、内需は依然低迷。不動産不況に加え、郎咸平氏が指摘した「賃金総額はGDPの8%」という所得分配の問題もみる
中共人民銀行が8月に20トン超の金を購入し、22か月連続で金準備を拡大した。香港では金保管能力を2千トン超へ拡大する計画も進む。背景に脱ドルや経済制裁への備えがあるとの分析が出ている
中共は9月1日、32年間続いた外国人への配当所得の免税措置を廃止した。外資系企業から受け取る配当には20%の個人所得税が課される。経過措置はなく、発表当日に施行
中国の自動車各社で2026年上半期の減益・赤字が相次いだ。BYDは純利益が前年同期比20.5%減。値下げ競争と需要鈍化で収益が悪化し、主要5社の損失は計約2810億円に上った