ミャンマーのカチン州難民キャンプ近くのキリスト教会で、赤ちゃんを抱える若い女性(Lauren DeCicca/Getty Images)

中国国境でミャンマー女性の人身売買、性奴隷や出産目的=HRW

人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が3月21日に発表した調査報告によると、人身売買業者がミャンマーと中国との国境地域カチンから、女性と女の子が後継を生む目的で中国農村部に売られ、軟禁されている。女性たちはまた、性奴隷として虐待されている。

112ページに及ぶ『子どもを産んだら逃がしてやる』と題する報告書は、人手不足のために子どもを求める中国農村部の需要を満たすため、ミャンマーの女性が中国に「妻」として人身取引されていると指摘した。

この報告はおもに、人身売買された37人の女性、ミャンマーの3人の犠牲者の家族、政府高官、警察、地元住民などにインタビューを行った。

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