2020年1月4日、イランの首都テヘランの主要道路に掲げられたイラン軍の元司令官カシム・ソレイマニの肖像画(ATTA KENARE/AFP via Getty Images)

ソレイマニの死、イラク政治が変わる=専門家

米政権によるイラン革命防衛隊コッズ部隊のカシム・ソレイマニ司令官の殺害は、イラク内での政治的流れを変えることになりうる。「彼は中東全体で最も危険な人物であり、その死はアルカイダやISISの指導者を倒すよりもはるかに重要だった」政治アナリストでセーラム州立大学公共国際関係センターのカニシュカン・サタシバム(Kanishkan Sathasivam)氏は大紀元の取材に語った。

イラン革命隊は、各地でテロ行為を実行してきた。2019年6月に日本のタンカーが爆撃された事件も、米中央軍はこの革命隊が実行したと発表している。

「イラクとシリア、またイラン国内でもソレイマニの死を祝う複数の大規模なデモがあった。ソレイマニは、多くの人々から強く嫌われた人物だった。また、最近のイラク内部の反政府デモには、ソレイマニに対する不満が含まれていた」

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