ドイツ検察、元EU大使ら3人をスパイ容疑で調査 中国に情報提供か

ドイツ検察局は1月15日、中国当局のスパイの疑いで、元EU大使ら3人を調査している。そのうちの2人は、中国国家安全情報局に情報を提供した疑惑がある。関係筋の話を、独紙が伝えた。

独紙ビルド(Bild)17日の報道によると、3人は容疑を否認しており、検察は逮捕状を取り下げたという。担当弁護士がメディアの取材に回答した。

独週刊誌シュピーゲル(Spiegel)15日付によれば、調査を受けた3人のうち、1人がドイツ選出の元欧州委員会にも務めた外交官で、2人はドイツのコンサル会社従業員。この2人は、中国国家安全情報局にスパイ対象者の個人情報を渡しているとの疑いがあるという。

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