伊ピエモンテ州議員、中国に2兆円超の賠償金を主張
中共ウイルス(COVID-19)の感染拡大で大きな被害を受けたイタリアでは、中国政府に賠償を求める動きが相次いだ。ロンバルディア州、ヴェネト州に続き、同国北西部にあるピエモンテ州の州議員も中国共産党に200億ユーロ(約2兆3405億円)の賠償金を要求すべきだと主張した。ラ・スタンパ紙が6日報じた。
それによると、ピエモンテ州の政党「同盟」(Lega Salvini Piemonte)は「COVID-19の蔓延による数千人の死や、かつてない規模の経済損失の補償として、地方政府はあらゆる方法を駆使し、中共に200億ユーロ(2兆円超)の賠償金を支払いさせるべき」との議案を提出した。
同党のアルベルト・プリオーニ(Alberto Preioni)主席は「ピエモンテ州の市民が受けた苦しみは、数字で量れるものではない。命が絶たれ、日常生活が一変し、巨大な経済損失を被った。国際裁判所は手を尽くして中共政権を処罰すべきだ。感染の警告を出さなかった責任を取らせなければならない」と述べた。
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