ジョージ・パットン中将(1885~1945)最終階級は大将。
▼アメリカ陸軍きっての猛将である。第二次世界大戦では北アフリカおよび欧州の戦線で、重戦車多数を擁するドイツ軍を次々と撃破し、ナチス・ドイツを震え上がらせた。戦うために生まれてきたような、根っからの軍人である。そのせいか、戦争が終結した1945年の末に、大事故とはいえないほどの交通事故で、あっけなく死亡する。
▼戦争の是非は別として、人間は、その使命を神から与えられてこの世に生まれてくるのだと、つくづく思う。パットンは、部下にとっては厳格で、ときに恐ろしい存在だったが、勝利へ向かって全軍を率いていく指揮官としては卓越した才能をもっていた。米国の歴史に「勝つというのはこういうことだ」と明示し、その名を刻んだのは間違いない。
▼今のトランプ大統領は、口がちょっと悪くて、性格が激しいところも含めて、その面影が英雄パットン将軍に重なるという。そう言えば、確かに似ているかもしれない。
▼今、全人類の命運をかけて勝たねばならない大戦がおこなわれている。その総指揮官に、神が選んだのがドナルド・トランプ氏だった。世界の国々が「親中共」の政権になったら、それは共産邪霊のグローバリズムに征服されたことになり、人類は確実に滅ぶ。
▼1972年9月、田中角栄首相と周恩来総理が、二人並んで毛筆で日中共同声明に署名。日中国交正常化が成る。その光景に当時の日本人は甘美な幻想を見た。日本の親中共は、ここから始まった。わが日本のことを、大いなる反省を込めて考える。
【紀元曙光】2020年11月23日
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