(Jose Tom/Creative Commons)
医山夜話

拒食症(1)

拒食症には何種類もの臨床例があります。その中の一つに、患者の精神的な原因により、食べたものを故意に全部吐き出すという病状があります。これにより患者の胃腸機能がだんだんと乱れ、消化不良が起こり、体に各種の病変が起こります。複数の病状がころころ変わる患者を見て、医者はとても困惑しますが、本当の病因がまだ深いところに隠れていることは分かりません。患者はある種の観念にしっかりと制御され、長期間抜け出すことができません。拒食症の治療には普通の療法は効きませんが、患者の強い自制力または隔離治療が必要です。臨床で、先に諦めるのは往々にして患者ではなく医者の方なのです。

ハイジーは大手企業の役員でした。彼女は部下が作成した書類を修正し、すべては彼女の支配下に置かれています。彼女は企業管理についてとても習熟していましたが、自身の生活や飲食習慣をどうやって正すかについて、少しも分かっていませんでした。

初めて私の診療所に来た時、ハイジーは禁煙したいと言っていました。私の家庭、素性、職歴などを聞き出すと、彼女はたばこを吸わなくなりました。

▶ 続きを読む
関連記事
借金を抱えていると、お金の不安や選択肢の少なさが日々のストレスに。完済がもたらす自由と幸福感を6つの視点から解説。返済を前向きに続けるヒントが見つかります
親のしつけや扱いの差は、ひいきされる子にもされない子にも影響を及ぼす可能性があります。研究が示すきょうだい育児の注意点と、一貫した関わり方を紹介します。
出会いを広げるはずのマッチングアプリが、知らないうちに心を疲れさせているかもしれません。最新研究から見えてきた、孤独感や不安、自尊心への影響と上手な付き合い方を探ります。
自閉症の子どもに、特定の栄養素が役立つ可能性とは?最新研究から見えてきた理由と、有望とされる成分や取り入れ方をわかりやすく解説します。
鳥を見たり鳴き声に耳を澄ませたりすることは、不安や孤独感を和らげ、心を今に戻す助けになる可能性があります。気軽に始められる自然の癒やしです。