食事の改善により、血液をきれいにすることが血管の保護につながります。(Shutterstock)

知らずに進む動脈硬化 血管はこうして守る

全身に血液を運ぶ血管は、傷つきやすく、動脈硬化を起こしやすいものです。日常の食事を改善することで、血管を保護し、動脈硬化がもたらす各種のリスクを回避することができます。

人は、毎日の食事が高カロリーや高脂肪であることに、いつしか無自覚になっているものです。それによって増えた血中コレステロールが血管の内側に蓄積すると、動脈硬化の誘因ともなります。しかし動脈硬化は、油脂の摂りすぎだけで起こるのでしょうか。

台湾台南市にある承恩漢方治療院の医師・顔士展氏は、高脂血症よりも、血管内皮損傷が動脈硬化の主な原因だと言います。「現在主流となっている研究によると、動脈硬化の主要因は血管内皮損傷です。つまり、血管内皮の損傷した個所に、悪玉コレステロールなどの塊が粘着することで引き起こされると考えられるのです」。

▶ 続きを読む
関連記事
膝の変形性関節症の予防に、ヨーグルトやチーズが関係するかもしれません。日本の成人約1万人を11年間追った研究で見えてきた、発酵乳製品と膝の健康の意外な関係をご紹介します
ひよこ豆の栄養と健康への働きを徹底解説。腸内環境や血糖値、体重管理との関係から、栄養の吸収を高める食べ合わせ、下ごしらえ、保存方法、フムスのレシピ、食べる際の注意点まで網羅した完全ガイドです
お腹の調子が気になるときは、食事の内容にも目を向けたいもの。生姜や味噌、鶏ガラスープに野菜とかき玉を合わせた温かなスープはいかがでしょうか。腸の健康を意識した食材の組み合わせと作り方を紹介します
毎日のコーヒーは体に何をもたらすのでしょうか。7つの健康効果から、豆の選び方、淹れ方、保存方法、注意点まで。コーヒーをもっと健康的に楽しむための完全ガイドです
クルミは体によさそうだけれど、脂質やカロリーが気になる。そんな人に興味深い研究があります。高齢者319人を対象に、毎日クルミを2年間食べ続けた人の食生活にどんな変化があったのかを紹介します