抗議デモ発生のキューバ、インターネット遮断 華為など中国企業の技術利用か
キューバ政府は先週末に起きた市民の抗議デモで、インターネットを遮断したことがわかった。同国政府は中国通信機器大手華為技術(ファーウェイ)などのインターネット技術を採用している。
11日、食料不足や物価の高騰に苦しむ市民が政府への抗議デモを行った。その後、同国ではチャットアプリやインターネットサービスが遮断されたと報告されている。
マルコ・ルビオ米上院議員(共和党、フロリダ州選出)は同日、ツイッター上の声明で、キューバの政権は 「抗議の動画が世界に伝わらないように、インターネットと携帯電話サービスを間もなく遮断するだろう」と警告した。同議員は、同国政府が中国が製造・販売・設置したシステムを使用していると付け加えた。
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