「隠しカメラ」の一例。ホテルに泊まるときは注意が必要です。 (シャッターストック)

ホテルでの盗撮が心配? 見つける方法がある

海外旅行で一番心配なのは、ホテルでの着替え中に盗撮されることです。

小型カメラはちょっとした角にも隠すことができますし、鏡にもカメラを隠すことができます。 

あるネットユーザーは、鏡にカメラが仕掛けられていないかどうか確認できる簡単な方法を見つけました。

その方法とは鏡の表面に指を当てて、指と鏡の間に隙間があるかどうかを確認するという単純な方法ですが、通常の鏡だと、鏡の厚さの分だけ実際の指と映った指との間に隙間があり、くっついて見えません。

もし実際の指と映った指がくっついて見えた場合は、マジックミラーだといえます。 つまり、相手には自分の姿が見えていますが、鏡の向こうの人は見えていないのです。

だいたいのマジックミラーは鏡面が薄いので鏡のように映したものとの間の距離がなくくっついて見えるのです。

さらに、鏡の位置や向きも重要で、洋服店の女子トイレの横に鏡を置いていたところ、その鏡が両面ミラーであることが判明したケースもあります。

またある男性が広東省湛江市雷洲のホテルにチェックインした際、ベッドに横になって休んでいると、ふと天井の電灯の上に変わった光の点があるのを見つけました。それは「タバコケース」だったのですが、その中にはカメラが入っていました。

怒ったこの男性はすぐに警察に通報しました。調べてみると、トイレの中からもメモリーカードを入れたUSBライター型の小型カメラが発見されました。 このカメラを取り付けた犯人は隣の部屋の男性だったようです。

 

カメラが設置されていないか確認する4つの方法

部屋にカメラが設置されているかどうかを確認するには、4つの方法があります。

1.スマートフォンのインカメラを利用する

部屋の照明をすべて消し、携帯電話の電源を入れて、ありとあらゆる場所、特にベッドの真向かいにあるものをセルフ写真を撮る時に使用するインカメラに映してみます。

暗闇の中で映像を記録するため、多くの隠しカメラには赤外線を使った暗視機能が搭載されており、人間の目には赤外線の光が見えませんが、スマートフォンのインカメラを利用することで、隠しカメラが放つ赤外線を見ることができるそうです。

 

2.電源を切る

ピンホールカメラは消費電力が大きいため、部屋の電源を使って充電することがあります。 就寝前に部屋の主電源を切っておくと、ピンホールカメラが正常に動作しなくなります。

 

3.照明レベルの低下

部屋の照明を消して照度を下げると、一般的なワイヤレスピンホールカメラ(低照度と赤外線を除く)では鮮明な画像を記録できません。

 

4.正体不明の人が出入りしないようにする

入浴時にはドアや窓を閉め、トイレや更衣室などの公共の場で着替えるときや、ホテルに宿泊するときには、不審な人や物がないか周囲を確認しましょう。

(翻訳・里見雨禾) 

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