悟りを開く仏陀(freehand / PIXTA)

【佛家物語】釈迦如来の最初の弟子

ゴータマ・シッダルタ(釈迦)が出家した当初、父の浄飯王(シュッドーダナ王)は釈迦を追いかけ、王室に帰るように説得するため、警護を派遣しました。しかし、釈迦は父親の要求を断固として拒否し出家しようと決心しました。

そのため、浄飯王は釈迦の警護も兼ねて阿若・憍陳如(コンダンニャ)を含む五人を同行させました。

その後、スジャータから乳がゆの供養を受けた釈迦の様子を見て、この五人は釈迦が修行の意志を失ったとみて、失望のうちに釈迦のもとを去りました。

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