ウクライナ侵攻で「中国はロシアを利用」との見方=米VOA

国際社会がウクライナに侵攻したロシアへの制裁を強めるなか、中国はロシアを批判する姿勢を見せていない。専門家らは、今回の侵攻をめぐって中国とロシアは互いに利用しているとの見方を示した。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が1日、伝えた。

ニューヨーク大学教授のジェローム・コーエン氏は、プーチン氏が2月の北京冬季五輪に合わせて訪中した際、習近平氏にウクライナ侵攻に言及したと推測した。米メディアの報道によると、米政府も事前に習近平氏にロシアのウクライナ侵攻の可能性を知らせたと報じた。

それでも習近平氏はプーチン氏との会談後、共同声明を発表し、北大西洋条約機構(NATO)のこれ以上の拡大に反対し、中ロ両国が「協力する上で『禁じられた』分野はない」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナ軍のドローン主導戦術が、ロシアの大規模装甲攻勢を撃退。低コスト兵器が高価な戦車を無力化し、戦場の構造と戦術を根本から変えつつある
ウクライナは長距離ドローンでロシア内陸の物流・エネルギー網を攻撃。港湾停止や保険料上昇を招き、戦時経済と市民生活に波及する新局面に入った
ウクライナは72時間でロシア船21隻を攻撃し、クリミアへの補給線に打撃を与えた。「影の船団」を狙った作戦で、長距離ドローンがタンカーなどに連続攻撃。戦局の重心は空へ移行している
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した