末期がんで余命わずかな青年が、自身で貯めたお金を、がんと闘う6歳の男の子のために寄付しました。この青年は、2022年2月10日時点でまだ闘病中です。写真はイメージです。(Shutterstock)

末期がんの青年が貯金を寄付「つなぎたい命のバトン」

英国でのことです。なお、この主人公の青年は、2022年2月10日時点でまだ闘病中です。

末期がんで余命わずか数カ月と宣告された青年が、自身が貯めた1000ポンド(約15万6400円)を、一度も会ったことのない、がんと闘っている6歳の男の子のために寄付しました。

19歳のリース・ラングフォードさんは、2020年10月に骨肉腫の一種である骨がんと診断されました。この骨がんは骨細胞から始まり、徐々に体の他の部分にまで広がります。

▶ 続きを読む
関連記事
大腸がんは「いつ治癒といえるのか」。3万5,000人超のデータから、手術後6年で再発率が0.5%未満になる重要な節目が判明。長年の不安に明確な指標を与える最新研究の意義を分かりやすく紹介します。
更年期以降、腸内細菌叢の変化が炎症やホルモン代謝に影響し、乳がんなど一部のがんリスクに関係する可能性があります。腸の乱れとがんの関連、改善策を解説します。
ごく小さな「げっぷ」や胸の違和感――それが命に関わるサインかもしれません。見逃されがちな消化器がんの初期症状、早期発見の重要性、最新治療まで、知らないと危ないポイントを丁寧に解説します。
免疫療法は自分の免疫系を直接働かせ、がんと闘う力を引き出す治療法です。腸内環境、食事、運動、ストレス管理などの生活習慣が、免疫反応や治療効果に影響することが明らかになっています。
肝がんは急に発症するのではなく、肝臓への負担が長年蓄積し、線維化・肝硬変を経てがん化へ進行します。この過程には介入の時間があり、飲酒習慣や脂肪の代謝改善、ウイルス感染の管理で発症リスクを大きく下げることができます。