写真はイメージ画像です(Shutterstock)
写真はイメージ画像です(Shutterstock)

我が子がタイヤの遊具にハマっている〜 母ゾウの人間臭いリアクションが面白い

タイのサムイ島ボプットにあるサムイ・エレファント・サンクチュアリで母ゾウと暮らす2歳の子ゾウ、パーマプーンがぶら下がったタイヤの遊具で遊んでいたら、タイヤにはまり込んでしまい動けなくなってしまいました。

ゾウの親子のやりとりが微笑ましい動画はこちらから

 

「ママ助けて〜ボク抜けられなくなっちゃった」

数メートル離れたところにいる母ゾウのアオムは、パーマプーンがもがいているのを見て、すぐに駆けつけ、子ゾウに身を寄せました。そこでパーマブーンは体をくねらせ、やっとのことでタイヤから解放されました。

その後のアオムの行動はユニークなものでした。

アオムは「うちの子になんてことをしたの!!」と言わんばかりに、タイヤを空中に投げ飛ばしたのです。そのゾウらしからぬ人間臭い行動はネットユーザーの心を和ませました。

サムイ・エレファント・サンクチュアリによると、この母子は2019年3月に救出されました。その時、アオムは救助トラックに乗り込む際にパーマブーンと引き離されるのを拒否し、保護区の新しい住処まで自分たちだけで島を渡りたがっていたそうです。

今では長女クワンと一緒に、タイ湾とパンガン島を望む丘陵地の保護区で暮らしています。 保護区によると、パーマブーンはまだ大きなゾウと遊ぶことができません。 

マエウ・スリヤ氏が設立したサムイ・エレファント・サンクチュアリは、2018年以降、伐採企業、サーカス、乞食などから14頭の象を救出しました。

「サムイ・エレファント・サンクチュアリで暮らすゾウたちは、以前はストレスの多い生活を経験してきました」とサンクチュアリのプロフィール欄でこれまでの道のりを紹介しています。

「この生活が終わり、幸運なゾウたちは今、美しい自然環境の中で自由に本能を表現し、互いに交流し、自生する植物を食べ、自然の特注プールや泥池で一緒に遊んでいます」

「私たちの目的は、象たちを古いエレファント・サファリ・プロジェクトの苦労から解放し、ゾウたちが過去のトラウマから立ち直り、自然の中で平和に暮らせるような愛情深い家庭を提供することです」と説明しています。

(翻訳:里見雨禾)

 

関連記事
母国語の喪失は、特に移住や環境の変化に伴い、語彙やアクセントが忘れられることがあります。しかし、文法は記憶に残りやすく、歳を重ねても母語を完全に忘れることは少ないとされています。
都市開発で失われた故郷の村を、母と息子が裏庭に再現。20年以上かけて築かれた小さな村は、今や訪れる人々に安らぎをもたらす癒しの空間となっている。
108歳で理容師として働き続け、ギネス世界記録に認定された箱石シツイさん。長寿の秘訣や、90年以上続けた理容師としての思いをお伝えします。
MLB東京シリーズ2025でドジャースのロバーツ監督が日本で指揮を執る。日本にルーツを持つ彼の感慨や、大谷翔平ら日本人選手の活躍が注目を集める特別な舞台だ。
豪華客船のビュッフェでは、食べ終わったら新しい皿に取り換えるのがマナー。衛生面を考慮し、同じ皿を繰り返し使わないことが求められます。その他、列に割り込まない、放送時に静かにするなどのルールも重要です。