イギリス人の母親とその家族は、海辺でボランティア活動中に100年前の木箱に入った100枚以上のアンティークコイン、装飾品、懐中時計を発見しました。写真はイメージです。(Shutterstock)

ビーチを掃除していた女性が落ちていた100年前の宝箱を発見

イギリス人の母親とその家族は、海辺でボランティア活動中に100年前の木に入った100枚以上のアンティークコイン、装飾品、懐中時計を発見し、とても驚いたそうです。

メディア各社の報道によると、ジェニー・フィッツジェラルドさんは、病院で医療秘書として働くイギリス出身の38歳の女性で、コンピューターコンサルタントである40歳の夫ジェームスさんとの間に6歳と9歳の2人の子供がいるとのことです。

最近、ジェニーさんはボランティアグループと一緒に地元のノーフォーク北海岸のゴミ拾いをしたとき、堤防の裏の人目に付かない崖下に、長さ約25cm、重さ3ポンド(1.3kg)の古い木箱があるのを偶然発見したそうです。

泥と砂にまみれていたので、ジェニーさんは最初、流木か、誰かが埋めたタイムカプセルか、宝探しのゲームで残された物だと思いました。しかし、上部の模様に気づき、気になって木箱を掘り出したところ、明らかに古いですが状態は良いことがわかりました。

しかし、木箱の鍵は、VR(ヴィクトリア)という文字と頭に王冠のアイコンが付いた真鍮製の錠前でしっかりと固定されており、彼女は100年以上前のヴィクトリア時代(1837-1901)のものと推定しました。

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ジェニーさんは海岸を掃除するとき、いつも下を見てはコインを見つけようと思っていました。普段は貝殻やシーグラスを見つけることが多いので、今回まさかこんなものが見つかるとは思ってもいませんでした。

その後、近くにいた夫が木箱を運ぶのを手伝い、2人の子どもたちが古い歯ブラシで木箱についた砂を落とすのを手伝いました。南京錠は開かないものの、底の木が外れて、小銭も滑り出てきたので、ドライバーで慎重に箱を開け、中身を取り出したのです。

彼らが見つけたのは、ヴィクトリア朝時代のコインを中心に、ジョージ3世(1760〜1820)の時代のもの、中世やローマ時代のコインと思われるものなど、108枚のコインが入った宝箱でした。

さらに、ケースには宝石、錆びた懐中時計、「Ernest」と刻印されたスタンプリングとウォッチチェーン、香水瓶まで入っていたのです。

ジェニーさんは、自分が発見したものに感動しています。9歳の息子は、自分の家がお金持ちになると言い、母を喜ばせました。

その後、ジェニーさんはノーフォーク州議会にこの箱を渡し、当局はこの箱と持ち主に関する詳しい情報を得るために、専門家に鑑定を依頼しました。議会の責任者は差し当たって、この遺物には歴史的な価値があると判断しました。

しかし、この木箱の所有者はまだ確定していないため、当面は地元の博物館に保管されることになりました。

(翻訳・井田千景)

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