中国企業が広大な農地購入…米空軍基地近く 上院議員、CFIUSに精査求める
マルコ・ルビオ米上院議員らは14日、中国の化学調味料メーカー・阜豊集団がノースダコタ州にある米空軍基地近くの農地を購入したことをめぐり、対米外国投資委員会(CFIUS)に精査するよう求めた。国家安全保障上の懸念があると指摘している。
ルビオ氏らはイエレン財務長官とオースティン国防長官に宛てた書簡のなかで、購入された土地が空軍基地から約19キロと近く「阜豊集団は中国共産党とのつながりが報告されている」と指摘。「阜豊集団の事業が中国人民解放軍の監視の隠れ蓑になることが懸念される」と訴えた。
また「中国の対米投資には監視の目が必要」と強調した上で「CFIUSを通じて、このプロジェクトが国家安全保障に影響を及ぼすかどうかを判断するよう求める」と記した。
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