2020年10月、民主主義デモに参加した若者を拘束する香港警察 (Photo by MAY JAMES/AFP via Getty Images)

私の故郷だった「東洋の真珠」香港 いまや警察国家に

25年前の7月、香港は中国に返還された。最後の総督クリス・パッテン氏はロイヤル・ヨット・ブリタニア号に乗って香港を離れた。

その2か月後、英ロンドン大学修士課程を終えたばかりの私は、ジャーナリスト兼活動家としてのキャリアを歩み始めるため、香港行きの飛行機に搭乗した。

幸いにも、私は返還直後の香港に5年間住むことができた。当時中国の最高権力者・鄧小平氏が定めた「一国二制度」のもとで香港が新しい歴史を歩み始めるのを目撃した。そして、東西を結ぶ玄関口であり、世界最大の共産主義独裁国家と民主主義諸国を結ぶ架け橋でもある国際都市で職業人生を始めることができた。

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