年をとって筋肉が落ちてきたとき、どうすれば筋肉量を維持できるのでしょうか。 (Shutterstock)

動かないと筋肉は落ちる! 医師が教える筋肉減少の予防法(1)

重症筋無力症は、漢方でいう「痿病(いしつ)」に属します。西洋医学では、多発性神経炎、急性脊髄炎、進行性筋無力症、重症筋無力症、周期性麻痺、筋緊張性ジストロフィー、多発性硬化症、運動ニューロン疾患、その他筋力低下、筋無力、麻痺として現れる中枢神経系の感染症は、すべて「痿病」の範囲に含まれます。

今回取り上げる重症筋無力症の予防と治療とは、上記のような病気を伴わない一般的な老化状態において、身体に自然に起こる筋肉減少の症状のことを指します。もちろん、これらの考え方や治療方法は、上記のような病気にも有効です。

50歳を過ぎると、男女ともに、特に女性に老化のサインが現れます。多くの女性は50歳を過ぎると更年期を迎え、肥満、骨粗しょう症、心血管系疾患が後を絶ちません。高齢になると持病のことが気になりますが、サルコペニア(高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象)の隠れた危険性に気づく人は少ないでしょう。

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