30年間、水だけで顔を洗い続けてきた女医の美肌秘訣(2)
(続き)
私は子供の頃、日光アレルギーで、海辺で長時間過ごしたり、ハイキングや運動会で一日中外にいると、翌日必ずベッドで寝たきりになってしまったため、「紫外線対策」は欠かせないものでした。紫外線が肌に何らかのダメージを与えることは、今では常識ですが、数十年前はまだ「健康のためには、もっと日光を浴びるべき」というのが常識でした。
私の小学校は伊豆にあり、毎年夏になると宿題で10回以上海に行かなければならなかったのですが、いつもサボってました。紫外線の悪さを知っているからではなく、単純に肌が炎症を起こすと痛いから、太陽が嫌いだったのです。
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自然医学とスキンケア専門家として知られる、ロンドンの二グマ・タリブ医師(ナチュロパシック・ドクター)は、クッキーやチョコレート、ワイン等が肌によくない影響を与えると指摘する。これは、来年出版予定の著書「Younger Skin Starts in the Gut」(若々しい肌は腸からはじまる)にまとめられている。お菓子などの過剰摂取は健康に害を与えるだけではなく、肌の色、顔の見た目まで変えてしまうと警告している。
漢方医学の陰陽理論では、陰性の食品は潤いの作用があり、陽性の食品は温めて循環改善する効果がある。体内に陰が不足のとき、皮膚乾燥、しわが多くなる傾向がある。そのときに、陰を補う食品を食べれば、ある程度改善の効果が期待できる。
美しくなりたい。これはいつの時代でも女性にとっての永遠のテーマである。古くから中国の女性は、お肌を美しくキレイに保ち、髪の毛をしっとりした艶のあるものに仕上げるために、様々な秘密レシピを用いていたそうだ。古代、皇帝後宮の女性たちは、たとえ50歳になっても美しさを保つために、それらの秘密レシピを定期的に使っていたと言われている。
Dr.ロブサン(洛桑加參)氏は、台北にあるロブサン予防医学集団の創始者。同氏は「健康のために日光に当たることをお薦めしますが、美を愛する女性は、日焼けを恐れるあまり、ドアを閉めたまま屋外に出ようとしませんね」と言います。適度に太陽光を浴びることは、体内の有害物質を排出するデトックスを助け、新陳代謝を促進して細胞を修復するとともに、免疫力を高めます。また心が爽快になることで、夜はぐっすり眠れ、体の内外から美しくなります。
土いじりをすると手が荒れる──。家庭菜園を楽しむ人にしろ、プロの農業者にしろ、なぜか土に直接触れると手が荒れる。そして、そのことは当たり前のこととして一般に受け止められている。子供たちに農業体験をしてもらう企画がテレビ番組で紹介される場面でも、畑で種播きしたり、苗を植えたり、あるいは収穫するとき、子供たちはビニール手袋をはめたうえ、さらに軍手をはめて参加する様子が映し出される。いま日本の農地は、素手で入ってはいけない危険地帯になっているのだ。