実験動物のラット。2005年8月3日撮影 (China Photos/Getty Images)

ラットもリズムに合わせて踊った…東大チームが発見

東京大学の研究チームが音楽やダンスの起源と発展を解き明かす重要な手がかりとなり得る研究結果を発表した。ネズミの一種であるラットが、人間と同じように音楽のビートに合わせて体を動かしていることが分かった。本研究は11日付で米科学誌「Science Advances」に掲載された。

人間は音楽のリズムに合わせて、自然と体を動かすことがあるが、これを「ビート同期」と言う。人間のビート同期運動は、音楽のテンポが120〜140BPMで最も顕著になることが分かっている。しかし、人間以外の動物がビート同期運動を示すテンポについては明らかにされていなかった。

今回、チームはビート同期運動のメカニズムとして、「身体原因説」と「脳原因説」の2つの仮説を検証した。

▶ 続きを読む
関連記事
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の研究チームは、ニホンアマガエルなどの両生類や爬虫類の腸内に存在する細菌に、強力ながん抑制作用があることを突き止めた
「触れていないのに『わかる』——?」最新研究が、人間に第七の感覚ともいえる“遠隔触覚”の存在を初めて実証。砂の下の物体を探知できる驚きの能力と、その仕組み・応用可能性を紹介する興味深い内容です。
アリでヨーグルトを作る——驚きの伝統製法を科学者が再現。牛乳にアリを入れて発酵させる独特の知恵と、その科学的メカニズムを解明した注目の研究。食文化の奥深さを感じる興味津々の内容です。
フライパンや化粧品に潜む「永遠の化学物質」。腸内細菌がその除去を助ける可能性を示す最新研究が明らかに。
出産中に臨死体験をした科学者が見た“もう一つの世界”とは――命の奇跡、意識と科学の限界、そして人生観の劇的な変化を語る心揺さぶる実話。