タリスマンセイバー2021演習中、クイーンズランド沖で洋上補給中のHMASパラマッタと並走するHMASブリスベン。(提供:豪州国防省)

中国のスパイ船がオーストラリア沖で海軍訓練を視察

米豪は第二次世界大戦以来、最大規模となる演習を開始した。13か国から3万人以上の国防関係者が参加する実動訓練(タリスマン・セイバー)は、7月21日にシドニーで開始され、2週間にわたって実施される。

中国のスパイ船は、豪州の沿岸に停泊する人民解放軍・海軍の艦船と共に、演習を注意深く監視するだろう。

統合作戦チーフのグレッグ・ビルトン中将は、今回の訓練は中国のためではなく、関係国のためだとし、「相互運用性を構築し、信頼関係を築き、将来、この地域にどんな危機が訪れようとも、共に対応できるようにすることだ」と表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍はオーストラリア南東部に海兵隊向けの恒久的な武器備蓄拠点を設ける計画だ。インド太平洋で軍事拡張を進める中共への抑止力強化を狙っている
中国共産党(中共)が西太平洋で軍事拡張を強める中、米国は西太平洋の島嶼国パラオで軍用レーダーシステムの整備を進めており、パトリオット地対空ミサイルの配備についても両国が協議していることが明らかになった。
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
ソロモン諸島議会は先週、不信任投票を実施し、マネレ前首相を罷免した。議会は15日朝、無記名投票で新首相を選出し、民主党党首のワレ氏が当選した。
高市総理がオーストラリアを訪問し、アルバニージー首相と首脳会談を行った。友好条約50周年の節目に、防衛やエネルギーなど様々な分野での協力を深める。「準同盟国」として次なる50年へ向かう両国の歴史的会談のポイントを解説