2015年2月、中国資本で建設されたハンバントタ港(LAKRUWAN WANNIARACHCHI/AFP/Getty Images)

【プレミアム報道】知られざる中国共産党の海外拡張(3)

【プレミアム報道】知られざる中国共産党の海外拡張(2)

インド太平洋に基地を建設することは明白な利点があるが、中国共産党(中共)が西アフリカに軍事基地を建設する可能性も大いにある。

中国は西アフリカの9か国の港湾プロジェクトに69億ドル(約8300億円)を投じている。9か国はアンゴラ、カメルーン、コートジボワール、赤道ギニア、ガーナ、ギニアビサウ、モーリタニア、ナイジェリア、シエラレオネだ。

▶ 続きを読む
関連記事
アメリカの処方薬消費や製薬産業がもたらす影響、薬価の高騰、開発・政治ロビー活動、ワクチン普及の実態を分かりやすく解説します。
WHOパンデミック条約採択の裏で、米国はWHOを痛烈批判し脱退に踏み切った。パンデミック対策やワクチン接種を重視する流れと、栄養、衛生、経済開発など健康増進を重視する流れとが対立している。
6月初旬、ウクライナによる大規模なドローン攻撃によりロシア国内の空軍基地で複数の航空機が破壊された。アメリカ軍はこれを受け、軍事基地の対ドローン防衛強化に本腰を入れる。
中国共産党がアメリカ国内で展開する越境弾圧が激化。神韻芸術団や法輪功学習者を標的とした脅迫、誹謗中傷、法的圧力など多様な手口とその背景を詳しく解説。
トランプ政権が導入した新たな関税政策の影響で、アメリカの関税収入が急増している。4月は前年比130%増の163億ドルとなり、単月ベースで過去10年以上で最高額となった。