2023年12月18日、テキサス州イーグルパスで、メキシコからリオ・グランデ川を渡った後、米国国境警備隊の手続きを待つ1000人以上の不法移民たち(John Moore/Getty Images)
アラブの春から始まった民族大移動、国を捨て、他国で生きるとは? その影響とは?

大量移民は国家消滅への道(上)

2024年6月4日に掲載した記事を再掲載

米国ジャーナリストで、大紀元の寄稿者アレックス・ニューマン氏は、新たなグローバルな大規模移民の波が、各国の国民としての結束を弱め、次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性があると指摘した。

ニューマン氏によると、この状況は国際機関が権力を強化し、最終的には世界政府の役割を担うための絶好の機会を提供する。同氏は最近、EpochTVの番組「クロスロード」でこのように語った。

▶ 続きを読む
関連記事
軍のレーダーでサンタを追う、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の恒例行事が70周年を迎えた。今年はWebから直接サンタへ電話が可能。冷戦期の間違い電話から始まった、夢ある軍事任務の歴史と最新情報を紹介
トランプ政権は「容赦なき正義作戦」を開始し、前政権下で所在不明となった不法移民児童約13万人の所在を確認した。性的捕食者の逮捕や被害児童の救出を加速し、児童搾取の撲滅に挑む
人種間の公平性を重視し、停学処分を避けて対話を促す「修復的司法」。しかし米国の学校現場では、処罰の欠如がいじめや暴力の温床となり、秩序が崩壊している。トランプ政権が是正に動く、規律政策の光と影を追う
米政府責任説明局(GAO)の報告書により、バイデン政権下の「特例入国許可(パロール)」制度で数千件の不正が判明。審査の甘さが露呈した。トランプ政権は取り締まりを強化中
トランプ大統領は、高度人材向けの新ビザ「ゴールドカード」の売上が約2,000億円に達したと発表した。100万ドルで居住権を販売し、収益を国家債務返済に充てる。高学歴層の確保と不法移民抑制を狙う