天安門の教訓 中国民主化運動失敗の本質

1989年の天安門事件とそれに続く民主化運動の挫折は、現代中国の政治と社会に深い影響を残している。元法学教授、豪州在住の民主化活動家袁紅氷氏は7月21日の講演会で、なぜ運動が失敗に終わったのか、なぜ海外民主化運動が衰退したのかを歴史的視点から分析した。

袁紅氷(えん こうひょう)氏は、中国出身の法学者、小説家、そして民主化活動家として知られる人物。北京大学法学部で刑事訴訟法を専攻し、同大学で刑事訴訟法学部の責任者として教鞭をとった。1989年に「北京大学教師後援団」を組織し、学生運動を積極的に支持したため、中国共産党当局から監視された。天安門事件後の当局の圧力を受け、貴州大学の法学部長に左遷され、その後中国を離れた。現在はオーストラリアで反体制活動家として、中国共産党の政治体制や人権問題を批判する発言を続けており、国際的な注目を集めている。

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