2025年8月8日、米国議会議事堂(Madalina Kilroy/大紀元)

米下院 中国フェンタニル阻止法案を可決 合成オピオイド対策強化

アメリカの連邦議会下院は9月2日、賛成407票、反対4票という圧倒的多数で「中国のフェンタニル阻止法案」(Stop Chinese Fentanyl Act)を可決した。同法案は、制裁と法執行を強化し、中国からアメリカへの違法フェンタニルおよびその前駆体化学物質の流入の阻止を目的としたものである。

法案は、合成オピオイドやその前駆体の生産、販売、資金調達、輸送に関与する中国の個人や団体に対し、米政府が制裁を科す権限を付与している。また、アメリカの麻薬取締活動に協力しない組織に対して責任を問うことも可能としている。同法案は現行の「フェンタニル制裁法」(Fentanyl Sanctions Act)の拡充版にあたる。

さらに、法案は大統領に対し、中国のフェンタニル問題に関して「国家非常事態」を宣言した場合、定期的に議会へ評価報告を提出し、制裁や法執行の効果を検証することを義務付けている。議会は中国共産党(中共)の関与について強く批判している。

▶ 続きを読む
関連記事
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。 最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。 「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」 寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている
米シンクタンクCSISの報告書は、中共軍の高級将校101人が2022~26年に粛清されたと指摘。中央軍委副主席ら中枢幹部失脚、ロケット軍被害最大。習近平の忠誠確保策が軍の指揮体系と戦備に深刻な影響
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
今年の中国旧正月、市場は閑散。収入安定層さえ財布の紐を固く締め、買い控えが鮮明に。お金があってもなくても消費せず、経済不安が庶民を直撃。北京や地方で同様の冷え込み