香港・大埔地区の住宅団地で11月26日、複数の高層住宅棟を大規模火災がのみ込み、濃い煙と炎が激しく立ち上る様子。政府によれば、この火災で少なくとも4人が死亡し、複数の住宅棟が炎上。住民の一部が建物内に取り残された (Photo by Yan ZHAO / AFP via Getty Images)

香港で火災が7棟の建物に延焼 住民「火災警報を聞かなかった」

香港・大埔(タイポー)の宏福苑(Wang Fuk Court)で11月26日、1996年以来で最も深刻とされる第5級火災が発生した。強風にあおられて火勢は急速に拡大し、住宅棟8棟のうち7棟が延焼、多くの住民が取り残され、数千人が自宅を離れる事態となった。

特区政府の最新発表によれば、この災害で少なくとも36人が死亡、40人が負傷し、さらに279人が行方不明となっている。火災の原因は調査中だが、現時点で放火などの悪意のある攻撃の可能性は除外されたとされる。

現場の目撃者によると、火災発生時には突発的な大きな爆音があったという。住民の張さんはロイター通信に対し「午後2時45分ごろに非常に大きな音を聞いた。その直後、近くの建物で火の手が一気に上がった」と語った。

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