香港警察が押収した証拠品(余鋼/大紀元)

香港10億円現金強盗 30秒で犯行 15人逮捕も現金未回収

香港・上環の永楽街で​​12月18日、約10億円の現金が奪われる強盗事件が発生した。警察は事件後、関与した疑いで15人を逮捕したが、奪われた現金はまだ回収されていない。

警察によると、犯行は綿密に計画されており、容疑者らは犯行前から現場付近で待ち伏せしていた。犯行は約30秒で完了し、その後は待機していた車が迎えに入り、奪った現金を持ち去ったという。

香港警察・港島総区刑事部門(行動部)の冼国明警司は22日の記者会見で、事件の経緯を説明した。事件は18日午前9時ごろに発生した。暗号資産や高級品を取り扱う日本企業の社員2人が、両替店で約10億円を両替するため、現場付近を訪れていた。

▶ 続きを読む
関連記事
世界が注目。ブルームバーグが選ぶ2026年の旅行先に台湾。夜市の熱気と食文化で、台北が存在感を強めている。
トランプ第二次政権発足後、米国は対台湾武器売却第2弾を発表し、総額は過去最高の111億540万ドル(約1兆6657億円)に達した。中国共産党の軍事的圧力が高まる中、米台の防衛協力と信頼関係の強化が改めて示された。
台北市中心部で27歳男が煙幕弾投げ入れ、無差別に刃物襲撃。台北駅から百貨店内へ逃走し、3人死亡、6人負傷。容疑者は包囲され6階から転落死。警察が計画的犯行疑い捜査中
香港の著名な民主活動家・黎智英(ジミー・ライ)氏に有罪判決。「香港は死んだ」と中国の民主活動家・王丹氏は語った。量刑次第では「事実上の死刑」になる可能性も。