judoman/Shutterstock

低塩は本当に体にいい? 塩と健康の意外な関係

何十年にもわたり、塩分摂取の削減は健康的な生活の基盤として推進されてきました。多くの人が低ナトリウム食を選び、ほんの少しの塩で料理しています。しかし、塩は単なる調味料ではなく、体が生理的・エネルギー的なバランスを保つうえで頼りにしている必須ミネラルです。

中医学では、塩は腎系統を養い、ほかの臓器系もサポートすると考えられています。塩はまた、陽気——代謝、循環、消化を動かす温かく活性化するエネルギー——を補うともされます。塩分摂取が極端に少ないと、脾・腎・心の虚弱につながる可能性があります。

現代研究でも低塩食のリスクが徐々に認識されつつあり、「塩が少なすぎることも、多すぎることと同じくらい問題になり得る」という中医学の見方と重なる部分があります。

 

▶ 続きを読む
関連記事
毎日のコーヒーは体に何をもたらすのでしょうか。7つの健康効果から、豆の選び方、淹れ方、保存方法、注意点まで。コーヒーをもっと健康的に楽しむための完全ガイドです
クルミは体によさそうだけれど、脂質やカロリーが気になる。そんな人に興味深い研究があります。高齢者319人を対象に、毎日クルミを2年間食べ続けた人の食生活にどんな変化があったのかを紹介します
辛い食べ物は、体にどんな影響を与えるのでしょうか。唐辛子や生姜、黒コショウに含まれる成分の働きと、中医学の考え方、安全に楽しむためのポイントを紹介します
豆類を食べるとお腹が張る、ガスが気になる。それは抗栄養成分が原因かもしれません。浸水、発芽、発酵など5つの調理法で栄養吸収率を高め、消化しやすい豆料理を楽しみましょう
プルーンが宇宙研究にも使われている? お菓子作りでの意外な活用法から、栽培の歴史まで。思わず誰かに話したくなる5つの豆知識を紹介します。