小細胞肺がんはすでに転移していても、積極的な治療によって病状の悪化を遅らせる可能性があります。イメージ図。(photoDiod/shutterstock)

小細胞肺がんは進行が速い 医師が延命の鍵を明かします

小細胞肺がんは、進行が速く、転移が早く、生存率が低いことで知られています。しかし、臨床では少数ながら「例外」も見られます。ある小細胞肺がん患者は、がんの転移を何度も経験しながら、現在まで7年間、病気と共存しています。

20年以上の診療経験を持つアメリカ「West Cancer Center」の腫瘍内科・血液内科医である田剛医師は、新唐人の番組「健康1+1」で、この患者について紹介しました。患者は50代で小細胞肺がんと診断され、がん細胞は2度にわたり脳へ転移し、さらに副腎にも転移しました。放射線治療、手術、免疫療法を順に受けました。患者は罹患後も長年働き続け、診療所での待ち時間にもノートパソコンで仕事をしていたほどで、最近になって退職しましたが、現在も免疫療法を受けています。このような長期生存の症例は稀ではありますが、小細胞肺がんがすでに転移していても、積極的な治療によって病状の悪化を遅らせる可能性があることを示しています。

小細胞肺がんは全肺がんの約15%を占めますが、悪性度が高く進行が速いため、「がんの中の王」とも呼ばれます。約7割の患者は、初回診断時点ですでにがん細胞が拡散しています。拡散後の小細胞肺がん患者の生存期間の中央値は、わずか10か月です。田剛医師は、小細胞肺がんはほぼ喫煙者に発生し、非喫煙者が肺がんを発症する場合は、多くが肺腺がんなどの非小細胞肺がんであると指摘しています。

 

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