今年の旧正月、中国本土の各地市場は例年になく冷え込み、消費の低迷が鮮明となっている。(大紀元合成)

「金持ちも貧乏人も買わず」中国旧正月市場 過去最大の閑古鳥

2月17日は中国の旧正月。例年この時期になると、ショッピングモールは人波であふれ、青果市場は身動きが取れないほどの賑わいを見せる。しかし今年は様子が一変し、市場全体に閑散とした空気が漂っている。消費の冷え込みは目に見えて明らかであり、各地の住民は「収入がない人はもちろん、お金を持っている人まで財布のひもを固く締め、消費を控えている」と口をそろえる。

中原地方に住む李旺(仮名)氏は、大手国営企業の社宅地で暮らしている。その職員の収入は比較的安定しており、一般的な共働き退職家庭の月収はおおよそ8千〜9千元(約16万〜18万円)ほどである。

李氏によれば、例年の旧正月期には団地の各家庭が早くから大量の正月用品を買い込み、大きな包みを抱えて帰る光景が見られ、年の瀬の雰囲気が濃厚であったという。しかし今年は明らかに様子が違い、人々がお金を使いたがらない傾向が強まっている。「理由は分からないが、今年はお金があってもなくても、みんな消費しない」と李氏は語る。

▶ 続きを読む
関連記事
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。 最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。 「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」 寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている
米シンクタンクCSISの報告書は、中共軍の高級将校101人が2022~26年に粛清されたと指摘。中央軍委副主席ら中枢幹部失脚、ロケット軍被害最大。習近平の忠誠確保策が軍の指揮体系と戦備に深刻な影響
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。