TSMC「2ナノ」機密流出で元技術者ら有罪 東京エレクトロン台湾法人も処分
世界最大の半導体受託製造会社であるTSMCの機密情報を不正に持ち出した事件で、台湾の知的財産・商業裁判所は4月27日、元技術者ら4人に有罪判決を言い渡した。東京エレクトロンの台湾法人にも罰金1億5千万台湾ドルが科され、執行猶予3年が言い渡された。
事件は2ナノメートル製造プロセスに関する営業秘密をめぐるもので、台湾国安法上の重要技術に関わる初の法人責任案件だ。
裁判所によると、国家安全法違反などの罪で、TSMC元技術者の陳力銘被告に懲役10年、陳韋傑被告に懲役6年、吳秉駿被告に懲役3年、戈一平被告に懲役2年が言い渡された。また、東京エレクトロン台湾法人の女性管理職、盧怡尹被告には懲役10か月、執行猶予3年が言い渡された。
関連記事
香港初代行政長官の董建華が死去、89歳。親中派実業家・霍英東を介して江沢民と接点を持ち、政界へ。親中路線を推進し、香港のその後に大きな影響を及ぼした
台湾で暮らすため、結婚まで利用する。中国人男性の偽装結婚が問題に。背景には、経済不安と自由への憧れがある
中国共産党(中共)は軍上層部の粛清を続ける一方、台湾を包囲する海空軍の活動を拡大し、封鎖演習も行っている。当初7人だった中共中央軍事委員会のメンバーは、習近平と張升民の2人だけになったと報じられている。中国本土の研究者は、中共軍の指揮系統が動揺する中で台湾への軍事的圧力も並行して強まっており、台湾海峡で誤算や衝突が生じるリスクが高まっていると指摘した。
中国の人権派弁護士、王夏紅氏が家族とともに台湾で庇護を求めた。シオン教会の弁護を担当したことで中共当局から圧力を受けており、台湾当局は一家4人に「人道的滞在」を認めた
香港民主化の象徴・黄之鋒氏。出所目前で再び長期刑か。最高で終身刑も