中共 香港経由の資金流出を封じ込め 汚職官僚の逃避ルートに照準
最近、中国共産党(中共)当局は、中国国内の資金が海外へ流出するのを厳しく取り締まっている。老虎証券、富途証券、長橋証券などのオンライン海外証券取引プラットフォームは、中共の金融監督部門から処分を受けた。中国本土の投資家の既存口座については、売却のみ認められ、買い付けはできない。中共金融界の情報筋によると、当局はこの3か月間で、数千億元の資金が金融商品の取引を通じて香港に移されたことを把握したという。
今回の取り締まりの重点は、中国本土の資金が香港を経由して海外市場へ流れるルートである。中共の関係者、江さんは大紀元に対し、当局が最近、汚職官僚の資産を調査する中で、摘発対象となった人物の資金の流れに共通点が多いことを発見したと明かした。
「多くの人がさまざまな方法で人民元を香港に移し、米ドルやユーロなどの外貨に換えていた。海外証券口座を通じて海外株を購入している人もいた」
関連記事
IMFは中国の経済成長率見通しを下方修正した。不動産市場の低迷や消費・民間投資の弱さが続く一方、中国経済は輸出への依存を強めている。EUとの貿易摩擦や「中所得国の罠」など今後のリスクを読み解く
中共の政府債務負担が急増している。2026年の中央・地方政府の利払い費は1.4兆元に達する見通しで、財政余力や新たな景気刺激策を打ち出す余地を圧迫している
中国の2026年9月の乗用車小売台数は前年同月比28%減となる一方、輸出は73.7%増えた。エンジン車の販売低迷が続くなか、EUは中国製ハイブリッド車の輸入規制を検討。中国も新エネルギー車の輸出時に適用する付加価値税(増値税)の還付率を引き下げる
中国人民銀行は9月まで23か月連続で金を買い増し、月間購入量は過去3年で最大となった。中国の金輸入額も過去最高を記録。米国債への依存低下や不動産低迷を背景に、政府と家計の双方で金需要が強まっている
2026年9月の中国の乗用車小売販売は前年同月比24%減の170万2千台となった。新エネルギー車も12%減少。価格競争の激化や販売店の収益悪化など、中国自動車市場が直面する現状をまとめる